父の感想

相変わらず、狂ったように歌を唄っている私ですが、、、、。

そういえば、北海道の父に私が唄う「難破船」の感想をきいてなかったなぁと思い電話をしてみた。
すると、意外な反応。

『随分上手く唄えているね。これ売ったらだめなの?』
「そ、それは、著作権侵害になるから、売ることはできないっす」
『そっか、じゃぁ自分で作って唄って、売ればいいんだ』
・・・・それって、いまから歌手になってもいいんじゃんという意味かな??
『他の曲で録音したのはないの?』
「あるある。。。。」


調子に乗せたかったのか、本心なのか、怒らせて不機嫌にさせることもないだろうと判断したのか、心の程は、本人しかわからないが、とりあえずこんな感想だったのだ。

でもきっとね、私が自分で人に聴かせても大丈夫かな?と思っているレベルの歌をきいた人は、男女問わず惚れると思う。(絶対やばい曲は聴かせないし・・・)
※カラオケBOXで適当に歌う時の私とはちょっと違ってる。。
まぁそんなこといっていると、どこまでおめでたいのかね!?と言われそうだけど。。。

で、そうだ、なんで急に父にそんなの聴かせたかっていうと、来週彼は入院して手術をするらしいのだ。。。
でも私は北海道に帰らないから・・・・・・・・・・・。
さらに、、、、、そうなるとお見舞いの曲ってことになるけど、それが難破船・・・・・。
私の選択ある意味、大胆。。。だって明るい曲は唄えないんですもん。。


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すごい歌に色々挑戦してみたいんだけど、
小柳ルミ子って本当に歌うまいと思う。「雨・・・・・」なんて歌えません。
そして、表舞台から退いてしまったちあきなおみ。こちらもかなりすごいです。
先週1週間、朝のテーマ曲は、「雨に濡れた慕情」で、100回ほど聴きました。
※注:雨の慕情は、八代亜紀ですから、お間違いないよう!




ところで、ふと考えることがある。。
ウン十年単位で、色々な歌の歌詞を色々と考えながら、聴いていると、人の心の奥底に眠る感情とか、歌の主人公(おおいに実在しうる)の色々な人間っぽい部分を自然と想像できるようになって非常に感性が豊になると思うから、人と接する時、相手の心情もなんの苦もなくよめるようになると。。。
 だけど、このごろ、人の感情に鈍すぎる人が多いのだ。。まぁ私の心情は難しくてよめないだろうけど、(そう簡単によまれても困るけど)この程度は普通にわかれよ という感情までもよんでくれなかったりする。
「あなたたちは、機械ですか?」と問いたくなること多々。正確な表現で、正確な順番で解説してやらないと、理解しえない。。極力鈍そうな人には、あまり好きではないストレート表現を使ってやるのに、それでも理解しないから困ってしまう。聞き手が複数人いて、5割の人間が理解し、5割の人間が全く理解しない場合、それは聞き手、話し手どちらがおかしいのでしょうね?私はたとえ1割の人間しか理解できていなくても、0割でない以上、聞き手の人生密度の薄さと、洞察力の無さ、が原因で聞き手の責任だと思うんですけど。。。。。
私、あまり人の心が本気でわかんない と思ったこと実はなかったりする。時々、あの人わかんないねーという会話はするけど、それでも本当は大体わかっている。。。人の心情を言葉で置き換えてしまうとつまらなくなるから、置き換えてないだけだったり。。。
 おいおい、それじゃ上に書いている父の本当の心はいかに!?って思われるかも知れないけど、うん、本当はわかってんの。。でも、どれが正解といってしまうとつまんないから。。あと100%正しい保証はないってとこかな。95%の確証はあるんだよね。大抵の場合。