2007紅白歌合戦回顧録

もう何度見返しただろう、2007年紅白歌合戦の後半戦。
ラスト6曲と、天童よしみ くらいしか見所はないかなぁという予想を裏切り後半戦は意外と全体的にいい傾向。順になぞってみると・・・。
小林幸子様、うーん、もう少し歌に集中した方がいいかもね。毎年巨大な装置だけだと、つまんないでしょ。最初の頃みたいに、いきなり空を飛ぶとかそういう方がインパクとあっていいかも知れません。いまはもうでかい衣装がでてくるのが最初からわかっているから。。
あとはあゆですね。耳の問題が報道されてから、ファンでもなんでもない私ですが、かなり心配になりました。気づいた人も多いかも知れませんが、今年は演歌を唄う人以外、結構な数の歌手が片耳にイヤホンを入れて唄っていたような。。例年だと吉田先輩くらいかというところだったのですが、イヤホン目立ちました。あゆも左耳に入れていたのは印象に残っていたのですが、、、その耳は問題だったのか。。。。「ありがとうっていいたかった」っていう歌詞がなんとも。。『医者が申し訳なさそうな顔をした。。だから笑った。。』ってまるで歌の歌詞のようじゃないですか。。。私ならパニクル。。。右手の小指がマレットフィンガーになって医者に諦めよ宣告された時(※結果なおりましたが)「えっ」って思ったもんね。かなり悲しいし不安なはずに違いないのに表向き、医者の心に配慮して逆に笑った。。。って。。。すごいかも。。。


続いて、こうだくみの紹介。。中居くん冷静ですねーーー。
徳永英明、恋におちて。。これは賛否両論かも知れないですが、解せん。。あまりうまいと思えぬ私。。
次におっと思ったのが、中村中平井堅
「友達の詩」と「哀歌」両方いけてます。
♫ 手をつなぐくらいでいい 、(中略)、、それすら危ういから 一番大切な人は友達くらいでいい ♫
ってなんか、13歳くらいの時に自分も書いていたかも知れない歌詞に近くて好感。
そうさ、好きで結婚したって、結局ずっと一緒にいると空気みたいになっちゃって、深恋気分を味わえなくなるなら、友達でいた方が楽しいのかも。会うたびにドキドキできるし。
人生はやっぱりドキドキな刺激がないと楽しくない。平穏なのはそれはそれでいいけれど、ぼけてしまいそうだから。。。
♫ いつか滅びゆくこのからだならば、むしばまれたいあなたの愛で ♫ ですよ。
♫ その手でその手で私を汚して♫ ですよ。
強烈ですね。。映画愛の流刑地の主題歌であることは知っていたし、歌も知っていたのですが、聞き飽きがちであり、、、なんでだろう?久々にきくと、「おーー」っと思うんだけど、繰り返しきくと、飽きる。。不思議だ。。平井堅が熱唱しすぎなのだろうか?


んで最後のコマ。
天童よしみ「珍島物語」はアレンジを変えての演出。
終始ぶすっとしていたように見受けられた天童さんですが、歌はやっぱりうまいです!
穴だったのが、コブクロ
コブクロって私はほとんど知らなかった。前日のレコード大賞で、金賞受賞者の紹介の際に、あ〜この人達かって思ったのが認識する最初のようなもので(注:歌はなんとなく知ってた)、その時びびっと大賞はこれだって思った。最後の最後のさびのところで声がでなかったのが残念だけど、音楽性もいいかもね。買おうかなと思うも、またしてもiTunes Storeにないっ!
千の風になって」は嫌いなので飛ばします(笑)。
うちの父も嫌いといっていた。。。。。

さぁラスト6曲です。ここからはもう。。。。
最もこの年私が心配したDreams Come True!  吉田先輩(北海道の先輩)、唄えるだろうか!?しかも、未来予想図ですよ。。と相当不安。
確かに声は涙声だった。だけど、完璧に唄ってた。これはプロですね。正真正銘の。。
すごいです!演歌以外だと、絶対的に吉田先輩が一番歌がうまいと思うし、これからも音域をせばめず唄ってほしい。ただ欲をいうと大阪LOVERSみたいなお遊び曲はいらないような・・・。
SMAPは、夜空のムコウ、ライオンはーと くらいできてほしかったけど、まぁいいや。
ラスト4で、ほぼ今年の最優秀歌唱は決定するのですが(私が勝手に選出)、結論からいって、今回は我が歌の母、石川さゆりさん、津軽海峡冬景色で決まりでしょう!
すごかった。力の入れ方、感情の入れ方、最初の余裕、トータルバランスで完璧です!
やっぱ、おおとりもこっちだったんでは?どうして、契りをおおとりにしたんでしょうね?いまだに謎です。契りも悪くないんだけど、五木さんはおおとりとり過ぎです!


そんなわけで、2008年も何度も見返すであろう2007紅白歌合戦でした。
===たとえ視聴率が悪くとも===